国内公表(買取価格1gあたり)※3/18追記
金 11,314円 (+20)
プラチナ 4,843円 (+73)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,161.50ドル (-6.00)
NYプラチナ 943.50ドル (+7.80)

3/15、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,166.20ドル、高値2,176.90、安値2,158.70ドル、終値2,161.50ドル、前日比-6.00(-0.28%)。3月のニューヨーク連銀製造業景況感指数は、-20.9と市場予想の-8.2を下回った。前回は-2.4だった。4カ月連続のマイナスとなり、米景気の先行き懸念が強まった。2月の米鉱工業生産指数は、前月比で0.1%と市場予想の横ばいを上回った。前回は-0.5%(速報値-0.1%)に下方修正された。2月の製造業生産指数は、0.8%と市場予想の0.3%を上回った。前回は-1.1%(速報値-0.5%)に下方修正された。鉱工業生産指数は小幅な上昇に留まったものの、製造業生産指数は大幅な改善となった。3月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は、76.5と市場予想77.1を下回った。前回は76.9だった。1年先のインフレ期待は3.0%と前回から横ばい。5年先のインフレ期待も2.9%と前回から横ばいだった。消費者マインドは小幅に低下した。ただ、変化をほとんど感じていないとし、11月の大統領選挙を重視しているとの声も聞かれた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.32%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。ただ、対ユーロでは週末を前に持ち高調整の動きでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。米経済指標の発表後、金は大きな変動はみられなかったものの、次第に下げ幅を拡大した。