- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 11,344円 (休場)
- プラチナ 4,738円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,181.20ドル (-4.70)
- NYプラチナ 901.10ドル (-20.10)
3/19、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,185.60ドル、高値2,187.80、安値2,171.90ドル、終値2,181.20ドル、前日比-4.70(-0.22%)。日本銀行は18日から19日にかけて開催した金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除し、2007年以来17年ぶりとなる金利の引き上げを決定。また、2016年9月より導入されていた長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を廃止した。日銀は声明文で、「当面は緩和的な金融環境が続く」と明記し、為替市場で円売り・ドル買いが優勢となった。また、事前に報道機関を通じて示唆されていたため、市場の反応は薄く限定的だった模様。一方、欧州経済センターより発表された3月のZEW景況感指数は、31.7と市場予想の20.1を上回った。前回は19.9だった。景気拡大・縮小の境目である50を下回ったものの、欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測を背景に2年ぶりの高水準となった。米商務省センサス局より発表された2月の住宅着工件数は、前月比10.7%増の152万1000件となり、市場予想の144万件を上回った。前回は137万4000件(速報値133万1000件)に上方修正された。住宅建築許可件数は、前月比1.9%増の151万8000件となり、市場予想の151万件を上回った、前回は148万9000件(速報値147万件)に上方修正された。昨年中盤以来の大幅な伸びとなり、中古住宅の在庫不足が寄与したと受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対ユーロでドルが強含んだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を20日に控え、持ち高調整の動きからドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。3月20日9時30分現在、ロンドン金は2,150ドル台で推移しています。