- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 11,643円 (+299)
- プラチナ 4,766円 (+28)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,182.40ドル (+1.20)
- NYプラチナ 908.30ドル (+7.20)
3/20、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,182.60ドル、高値2,213.60、安値2,173.60ドル、終値2,182.40ドル、前日比+1.20(+0.06%)。インドネシア中央銀行は20日、政策金利の据え置きを決定。報道機関の調査でもエコノミスト達は据え置きを予想していた。ペリー・ワルジオ総裁は記者会見で、「ルピアの安定は保たれている」と強調した。欧州では、英政府統計局(ONS)より2月の消費者物価指(CPI)が発表。前年比で3.4%と市場予想の3.5%を下回った。前回は4.0%だった。エネルギーと食品を除くコア指数は、前年比で4.5%と市場予想の4.6%を下回った、前回は5.1%だった。2年半ぶりの低水準となり、イングランド銀行(英中央銀行)による利下げ観測が強まった。米国では、米エネルギー省より先週の石油在庫統計が発表。原油在庫は前週比-195.2万バレル。前回は-153.6万バレルだった。ガソリン在庫は前週比-331.0万。前回は-566.2万バレルだった。留出油在庫は前週比62.4万。前回は88.8万バレルだった。その後、19日から20日にかけて開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果が発表。FOMCは5会合連続となる政策金利の据え置きを決定。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は5.25-5.50%のままとなる。2024年の利下げ予想は3回を維持したものの、2025年の予想においては最近のインフレ上振れを鑑みて、従来予想の4回から3回に引き下げられた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で、「利下げは年内の可能性が高い」とし、「インフレが目標2%へ持続的に低下しているという確信が必要」と述べた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場での対ユーロは、金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。3月21日9時30分現在、ロンドン金は2,190ドル台で推移しています。