- 国内公表(買取価格1gあたり)※3/25追記
- 金 11,536円 (-102)
- プラチナ 4,736円 (-53)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,181.60ドル (-24.90)
- NYプラチナ 907.60ドル (-14.40)
3/22、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反落。始値2,204.70ドル、高値2,209.60、安値2,180.20ドル、終値2,181.60ドル、前日比-24.90(-1.13%)。英国家統計局(ONS)より発表された2月の英小売売上高は、前月比で横ばいと市場予想の-0.2%を上回った。前回は3.6%(速報値3.4%)に上方修正された。前年比では-0.4%と市場予想の-0.7%を上回った。前回は0.5%(速報値0.7%)に下方修正された。自動車燃料を除く小売売上高は、前月比で0.2%と市場予想の-0.1%を上回った。前回は3.4%(速報値3.2%)に上方修正された。前年比では-0.5%と市場予想の-0.7%を上回った。前回は0.5%(速報値0.7%)に下方修正された。小売業界は回復傾向にあり、今後も続くとの声も聞かれた。ドイツより発表された3月のIfo景況感指数は、87.8と市場予想の85.8を上回った。前回は85.7(速報値85.5)に上方修正された。期待指数や現況指数も共に上昇。Ifo所長のフュースト所長は「ドイツ経済は地平線の向こうに僅かな光が見えてきた」と指摘した。米国では主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しかった。20日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、市場では6月に利下げを開始するとの見方が優勢になっている模様。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対ユーロでドルが強含んだ。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーが夏前の利下げを示唆したことでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は年内3回の利下げ見通しを背景に、リスクの分散先としての需要が拡大していて、この日も底堅く推移した。