- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,577円 (-1)
- プラチナ 5,125円 (-36)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,348.40ドル (-14.00)
- NYプラチナ 976.40ドル (-7.70)
4/10、ニューヨーク市場の金は4日ぶり反落。始値2,372.40ドル、高値2,378.10ドル、安値2,337.10ドル、終値2,348.40ドル、前日比-14.00(-0.59%)。米労働省統計局(BLS)より3月の消費者物価指数(CPI)が発表。総合指数は、前月比で0.4%と市場予想の0.3%を上回った。前回は0.4%だった。前年比では3.5%と市場予想の3.4%を上回った。前回は3.2%だった。食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比で0.4%と市場予想の0.3%を上回った。前回は0.4%だった。前年比では3.8%と市場予想の3.7%を上回った。前回は3.8%だった。米景気の底堅さが改めて示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が強まった。市場では6月の利下げ予想は消滅。利下げ時期は9月に後ずれし、利下げ回数も減るとみられている。一方、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエーツ」のボブ・プリンス共同CIOは10日、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、「今年はFRBや市場が考えていた展開になっていない」とし、「利下げの計画は軌道から外れているのは明らかだ」と語った。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.5%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。円・ドルは一時153円と1990年6月以来の安値を付けた。金は米利下げ観測の後退など弱材料が台頭したものの、大幅下落には至らず底堅く推移。日本国内公表価格は+65円と3日連続で最高値(小売価格=12,687円、買取価格=12,578円)を更新した。4月11日9時30分現在、ロンドン金は2,330ドル台で推移しています。