- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,718円 (-278)
- プラチナ 4,969円 (-68)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,346.40ドル (-67.40)
- NYプラチナ 931.30ドル (-12.50)
4/22、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反落。始値2,403.70ドル、高値2,404.30ドル、安値2,338.20ドル、終値2,346.40ドル、前日比-67.40(-2.79%)。アメリカの複数のメディアは19日、イスラエルがイランによる報復措置として、ミサイルで施設を攻撃したと報道。イランの複数のメディアは、イスファン州にある軍事施設や核施設周辺で、爆発音が聞こえたと伝えた。ABCテレビは米当局者の話として、イスラエルがイランに複数のミサイルで攻撃したことを認めたと報じた。元イスラエル政府高官はラジオで「イスラエルにはイランを攻撃する能力があり、米国も我々の味方だ」と語った。また、イスラエル当局者の話では「イスラエルには何ができるかということを伝える意図があった」としている。イランのアブドラヒアン外相は「無人機は撃墜され、被害はもたらさなかった」とし、「イスラエルがまた行動を起こすなら、直ちに断固とした対応をとる」とけん制。その後、イラン側は報復の計画はないこと示唆し、中東情勢の悪化を巡る懸念が一服。金は売り優勢となり、一時2,338.20ドルの安値を付けた。週明けの債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでは横ばいとなり方向感に欠ける展開。金相場への影響は限定的だった。金は米国の利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要、ウクライナや中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりによる安全資産としての需要で底堅く推移している。4月23日9時30分現在、ロンドン金は2,330ドル台で推移しています。