- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,681円 (+13)
- プラチナ 4,905円 (-11)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,338.40ドル (-3.70)
- NYプラチナ 915.80ドル (-7.00)
4/24、ニューヨーク市場の金は3日続落。始値2,335.70ドル、高値2,350.90ドル、安値2,324.80ドル、終値2,338.40ドル、前日比-3.70(-0.16%)。ドイツIFO経済研究所より4月のIFO景況感指数が発表。結果は89.4と市場予想の88.9を上回った。前回は87.9(速報値87.8)に上方修正された。IFOフュースト所長は「サービス業が好調であり、景気の安定化に貢献している」と指摘した。米商務省より3月の米耐久財受注(速報値)が発表。前月比で2.6%増と市場予想の2.8%増を下回った。前回は0.7%増(速報値1.3%増)に下方修正された。輸送機器を除いたコアは、前月比で0.2%増と市場予想の0.3%増を下回った。前回は0.1%増(速報値0.3%増)に下方修正された。米エネルギー省より先週(4/13-4/19)の石油在庫統計が発表。原油在庫は前週比636万8000バレル減となり、市場予想の190万バレル増を下回った。前週は273万5000バレル増だった。ガソリン在庫は前週比63万4000バレル減となり、市場予想の140万バレル減を上回った。前週は115万4000バレル減だった。留出油在庫は前週比161万4000バレル増となり、市場予想の170万バレル減を上回った。前週は276万バレル減だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.6%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでは逆相関を無視してドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。東京為替市場では政府が円買いの為替介入に踏み切ると警戒される中、円・ドルは一時155円37銭と、1990年6月以来約34年ぶりの安値を更新した。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要、ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移している。4月25日9時30分現在、ロンドン金は2,310ドル台で推移しています。