- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,028円 (+19)
- プラチナ 5,746円 (-16)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,385.50ドル (-9.40)
- NYプラチナ 1,071.30ドル (+1.20)
5/15、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,362.90ドル、高値2,396.10ドル、安値2,357.10ドル、終値2,394.90ドル、前日比+35.00(+1.48%)。米労働省統計局(BLS)より4月の消費者物価指数(CPI)が発表。前月比で0.3%上昇となり、市場予想の0.4%上昇を下回った。前回は0.4%上昇だった。前年比では3.4%上昇と市場予想と一致。前回は3.5%上昇だった。エネルギーと食品を除いたコア消費者物価指数は、前月比で0.3%上昇となり、市場予想の0.4%上昇を下回った。前回は0.4%上昇だった。前年比では3.6%上昇と市場予想と一致。前回は3.8%上昇だった。6カ月ぶりの鈍化となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが9月になるとの期待が高まった。米商務省センサス局より4月の小売売上高が発表。前月比で横ばいとなり、市場予想の0.4%増を下回った。前回は0.6%増(速報値0.7%増)に下方修正された。前年比で0.2%増と市場予想と一致。前回は0.9%増(速報値1.1%増)に下方修正された。ニューヨーク連銀より発表された5月の製造業景気指数は、マイナス15.6と市場予想のマイナス10.2を下回った。前回はマイナス14.3だった。景気拡大・縮小の境目である50を6カ月連続で割り、予想に反して悪化。米景気の先行きに対する警戒が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.3%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重荷となっている。この日は金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は年内の米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。5月16日9時30分現在、ロンドン金は2,390ドル台で推移しています。