- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,924円 (+184)
- プラチナ 5,437円 (+51)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,375.50ドル (+28.10)
- NYプラチナ 1,000.30ドル (+4.40)
6/5、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,347.10ドル、高値2,377.60ドル、安値2,345.30ドル、終値2,375.50ドル、前日比+28.10(+1.20%)。米オートマチック・データ・プロセッシングより5月のADP雇用統計が発表。前月比で15万2000人増となり、市場予想の17万7000人増を下回った。前回は18万8000人増(速報値19万2000人増)に下方修正された。1月以来の低い伸びとなり、労働市場の鈍化が示唆された。米供給管理協会より5月のISM非製造業景気指数が発表。結果は53.8と市場予想の51.1上回った。前回は49.4だった。4.4ポイントの上昇幅は昨年1月以来。2023年9月ぶりの高水準となり、業況指数の上昇が総合指数を後押しした。米エネルギー省より先週(05/25-05/31)の石油在庫統計が発表。原油在庫は123万3000バレル増。前週は415万6000バレル減だった。ガソリン在庫は210万2000バレル増。前週は202万2000バレル増だった。留出油在庫は319万7000バレル増。前週は254万4000バレル増だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.27%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重荷となっている。この日は米ISM非製造業景気指数の改善を受けてドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。6月6日9時30分現在、ロンドン金は2,350ドル台で推移しています。