国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,964円 (+8)
プラチナ 5,412円 (+27)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,346.90ドル (休場)
NYプラチナ 990.10ドル (休場)

6/19、ニューヨーク市場の金は自由の日(ジューンティーンス)の祝日につき休場。各市場は新たな手掛かり材料が不足し膠着状態だった。この日はイギリス国家統計局(ONS)より5月の消費者物価指数(CPI)が発表。前月比で0.3%上昇となり、市場予想の0.5%上昇を下回った。前回は0.3%上昇だった。前年同月比では2.0%上昇と市場予想に一致。前回は2.3%上昇だった。コア消費者物価指数は前年同月比で3.5%上昇と市場予想に一致。前回は3.9%上昇だった。同刻に5月の生産者物価指数(PPI)が発表。仕入れは前月比で横ばいとなり、市場予想の0.2%低下を上回った。前回は0.8%上昇(速報値0.6%上昇)に上方修正された。前年同月比では0.1%低下となり、市場予想の0.2%低下を上回った。前回は1.4%低下(速報値1.6%低下)に上方修正された。出荷は前月比で0.1%低下となり、市場予想の0.1%上昇を下回った。前回は0.3%上昇(速報値0.2%上昇)に上方修正された。前年同月比では1.7%上昇と市場予想に一致。前回は1.1%上昇だった。イギリスのインフレ率はイングランド銀行(英中央銀行)の目標値まで低下。ただ、サービスインフレは高止まりしていて、中銀当局者らは利下げに慎重になるとの見方が強まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移している。