- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,330円 (-112)
- プラチナ 5,346円 (+41)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,446.80ドル (-9.60)
- NYプラチナ 973.90ドル (-12.10)
7/19、ニューヨーク市場の金は3日続落。始値2,496.50ドル、高値2,496.90ドル、安値2,443.60ドル、終値2,446.80ドル、前日比-9.60(-0.39%)。この日は主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しい。今週末から米金融当局者が政策に関して発言を禁じられるブラックアウト期間に入る。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。市場調査では米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げをする確率が90%まで上昇。週末は利下げを見込んだドル安が一服し、金利差の拡大も相まってドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。ただ、COMEX金8月限では利益確定の売りで2,399ドル(-57)まで下落。節目である2,400ドルを下回る大幅安となった。