- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,217円 (-113)
- プラチナ 5,224円 (-122)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,442.10ドル (-4.70)
- NYプラチナ 956.60ドル (-17.30)
7/22、ニューヨーク市場の金は4日続落。始値2,451.30ドル、高値2,462.20ドル、安値2,432.70ドル、終値2,442.10ドル、前日比-4.70(-0.19%)。先週の金は終値ベースで5月21日以来の過去最高値を更新。ただ、週末を控え米利下げを見込んだドル安が一服し、金は利益確定の売りに押された。週明けは主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しい。今週は第2四半期の米国内総生産(GDP)速報値が発表予定で、市場予想では堅調さが維持されると見込まれている。一方、アメリカのバイデン大統領がSNSで声明を発表し、11月5日に行われる大統領選挙から撤退すると表明。大統領選挙を巡る先行き不透明感が生じ、米国債が売られる要因となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。この日は金利差の拡大が意識されドルが買われやすかった。対ユーロではドル売りがやや優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。7月23日9時30分現在、ロンドン金は2,390ドル台で推移しています。