国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,971円 (-238)
プラチナ 5,113円 (-54)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,464.00ドル (+8.80)
NYプラチナ 969.60ドル (+13.80)

7/24、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,458.10ドル、高値2,481.10ドル、安値2,444.90ドル、終値2,464.00ドル、前日比+8.80(+0.36%)。米商務省センサス局より6月の卸売在庫(速報値)が発表。前月比で0.2%増となり、市場予想の0.1増を上回った。前回は0.6%増だった。同省より6月の新築住宅販売件数が発表。前月比0.6%減の61.7万件となり、市場予想の65万件を下回った。前回は62万1000件(速報値61万9000件)に上方修正された。新築住宅の販売件数は2カ月連続で減少。販売価格と住宅ローン金利の高止まりで、買い控えが起きていることが示唆された。一方、国内では日銀が金融政策の正常化を早めるとの見方が強まった。日米の金利差が縮小するとの思惑から、円相場は一時153円台後半まで上昇した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。対ユーロではドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。7月25日9時30分現在、ロンドン金は2,390ドル台で推移しています。