- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,911円 (+34)
- プラチナ 5,117円 (+16)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,451.90ドル (+26.40)
- NYプラチナ 971.00ドル (+13.40)
7/30、ニューヨーク市場の金は大幅反発。始値2,429.00ドル、高値2,458.30ドル、安値2,421.50ドル、終値2,451.90ドル、前日比+26.40(+1.09%)。米労働省より6月の雇用動態調査(JOLTS)が発表。求人件数は818万4000件となり、市場予想の805万件を上回った。前回は823万件(814万件)に上方修正された。求人件数は減少傾向も予想外の増加となった。5月は上方修正され、労働市場の底堅さが改めて示された。米民間調査会社コンファレンス・ボードより7月の消費者信頼感指数が発表。結果は100.3ポイントとなり、市場予想の99.9ポイントを上回った。前回は97.8ポイント(速報値100.4ポイント)に下方修正された。コンファレンス・ボードのチーフエコノミストであるダナ・ピーターソン氏は「消費者は労働市場に対し比較的前向きだが、物価や金利の高止まりを引き続き懸念している」と述べた。一方、国内では日銀が追加利上げを検討しているとの報道が伝わり、日米の金利差が縮小するとの見方から円相場は一時152円台まで値を上げた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。対ユーロではドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先。ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。7月31日9時30分現在、ロンドン金は2,400ドル台で推移しています。