- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,385円 (-435)
- プラチナ 4,801円 (-193)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,469.80ドル (-11.00)
- NYプラチナ 967.60ドル (-2.90)
8/2、ニューヨーク市場の金は4日ぶり反落。始値2,490.80ドル、高値2,522.50ドル、安値2,453.10ドル、終値2,469.80ドル、前日比-11.00(-0.44%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された7月の雇用統計=非農業部門雇用者数は前月比で11万4000人増と、市場予想の17万5000人増を下回った。前回は17万9000人増(速報値20万6000人増)に下方修正された。失業率は4.3%と、市場予想の4.1%を上回った。前回は4.1%だった。平均時給・前月比で0.2%増と、市場予想0.3%増を下回った。前回は0.3%増だった。平均時給・前年同月比で3.6%増と、市場予想の3.7%増を下回った。前回は3.8%増(速報値3.9%増)に下方修正された。米商務省センサス局より発表された6月の製造業新規受注=前月比で3.2%減と、市場予想の0.5%増を下回った。前回は0.5%減だった。米国の景気が予想よりも速いペースで減速していることが示唆され、 米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げは確実との見方が広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時3.78%台と約8カ月ぶりの低水準となり、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が進むとの見方でドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。欧米株式市場では主要株価指数が軒並み下落。金は換金目的の売りで一時2,453.10ドルの安値を付けたものの、安全逃避的な買いで反転し下げ幅を縮小した。