- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 12,802円 （＋236）
- プラチナ 4,833円 （＋8）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,504.00ドル （＋30.60）
- NYプラチナ 946.60ドル （＋16.70）
8/12、ニューヨーク市場の金は大幅続伸。始値2,470.10ドル、高値2,513.40ドル、安値2,462.70ドル、終値2,504.00ドル、前日比＋30.60（＋1.24％）。イスラエルのガラント国防相は11日、米国のオースティン国防長官と電話会談を行い、イランがイスラエルに対し大規模な攻撃を準備している兆候があると伝えた。米国のニュースサイト「アクシオス」のバラク・ラビド記者が情報筋の話としてＸ（旧Twitter）で明らかにし、数日以内に実行される可能性があると報じた。これを受けた投資家らはリスク回避姿勢が強まり、逃避需要とされる安全資産に買いが集まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が進んだことや、中東情勢の地政学的リスクから低リスクとされる円が買われやすかった。対ユーロもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。終値ベースで初の2,500ドルの大台に乗り、過去最高値を更新した。8月13日9時30分現在、ロンドン金は2,470ドル台で推移しています。