国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,685円 (-67)
プラチナ 4,752円 (-76)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,479.70ドル (-28.10)
NYプラチナ 929.60ドル (-16.30)

8/14、ニューヨーク市場の金は大幅反落。始値2,506.30ドル、高値2,519.70ドル、安値2,476.20ドル、終値2,479.70ドル、前日比-28.10(-1.12%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された7月の消費者物価指数(CPI)=前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.1%低下だった。前年同月比で2.9%上昇と、市場予想の3.0%上昇を下回った。前回は3.0%上昇だった。食品とエネルギーを除くコア消費者物価指数は、前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.1%上昇だった。前年同月比で3.2%上昇と市場予想に一致。前回は3.3%上昇だったコア指数における前年同月比の伸びは4カ月連続で減速したものの、全体的にほぼ予想通りの結果となり、インフレの鈍化ペースは漸進的と受け止められた。これを受けた市場関係者は9月の利下げ幅は0.25%にとどまると分析。ただ、投資家らの懸念は根強く、0.5%の可能性も捨てきれていない。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が進んだものの、米雇用統計がほぼ予想通りだったことでまちまちだった。対ユーロはドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。この日は5日連続で上昇していた反動もあり、利益確定の売りが出やすかった模様。8月15日9時30分現在、ロンドン金は2,440ドル台で推移しています。