- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,828円 (-14)
- プラチナ 4,912円 (+86)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,547.50ドル (-3.10)
- NYプラチナ 973.30ドル (+17.70)
8/21、ニューヨーク市場の金は小反落。始値2,552.20ドル、高値2,558.00ドル、安値2,528.20ドル、終値2,547.50ドル、前日比-3.10(-0.12%)。米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、7月30-31日にかけて開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨を公表。大多数の参加者が9月の利下げが適切になる可能性が高いと考えていたことが明らかになった。また、参加者の多くは労働市場のリスクは高まっているものの、インフレに対するリスクは低下していると指摘。一部の参加者は7月の利下げに前向きだったという。一方、米労働省労働統計局より発表された年次改定の速報値によると、2024年3月までの1年間の雇用者数が81万8000人下方修正されることが判明。従来の発表よりもはるかに低いとして、労働市場は想定以上に悪化している可能性が示唆された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では米利下げ観測が意識されドルが弱含んだ。対ユーロもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの逃避需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。この日は終値ベースで小反落となり、4日連続の最高値更新には至らなかった。8月22日9時30分現在、ロンドン金は2,510ドル台で推移しています。