- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,822円 (+52)
- プラチナ 4,734円 (+27)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,560.30ドル (+22.50)
- NYプラチナ 946.20ドル (+8.90)
8/29、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,539.20ドル、高値2,562.20ドル、安値2,536.50ドル、終値2,560.30ドル、前日比+22.50(+0.89%)。米商務省経済分析局より発表された第2四半期(4ー6月)の実質国内総生産(GDP)改定値=前期比年率3%増と、速報値の2.8%増から上昇修正。市場予想の2.8%増を上回った。第1四半期(1ー3月)は1.4%増だった。個人消費は前期比年率2.9%増と、速報値の2.3%増から上方修正された。主に個人消費の上振れが反映される格好となった。米労働省雇用統計局より発表された先週(08/18-08/24)の新規失業保険申請件数=前週比2000件減の23万1000件と、市場予想の22万9000件を上回った。前回は23万3000件(速報値23万2000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は1万3000件増の186万8000件と、市場予想の186万9000件を下回った。前回は185万5000件(速報値186万3000件)に下方修正された。先週の失業保険統計は強弱入り混じる内容だったものの、労働市場は底堅いと受け止められた。全米不動産協会(NAR)より発表された7月の中古住宅販売成約指数=前月比5.5%低下と、市場予想の0.8%上昇を大幅に下回った。前回は4.8%上昇だった。前年同月比で4.6%低下と、市場予想の2.0%低下を下回った。前回は7.8%低下だった。7月の中古住宅販売成約指数は過去最低水準に落ち込んだ。NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「米大統領選を巡る様子見姿勢もみられた」と指摘した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。この日の金は米経済指標の発表後に売り優勢となったが、買い戻されいってこいの展開となった。終値ベースで2,560.30ドルと、27日ぶりに最高値を更新した。8月30日9時30分現在、ロンドン金は2,510ドル台で推移しています。