国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,876円 (+54)
プラチナ 4,726円 (-8)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,527.60ドル (-32.70)
NYプラチナ 932.20ドル (-14.00)

8/30、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,553.60ドル、高値2,560.10ドル、安値2,526.60ドル、終値2,527.60ドル、前日比-32.70(-1.28%)。米商務省経済分析局より発表された7月の個人消費支出(PCE)価格指数=総合指数は前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.1%上昇だった。前年比では2.5%上昇と、市場予想の2.6%上昇を下回った。前回は2.5%上昇だった。コア指数は前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.2%上昇だった。前年同月比では2.6%上昇と、市場予想の2.7%上昇を下回った。前回は2.6%上昇だった。個人支出は0.5%増と市場予想に一致。前回は0.3%増だった。個人所得は0.3%上昇と、市場予想の0.2%上昇を上回った。前回は0.2%増だった。米景気の底堅さが示され、0.5%の大幅利下げ観測が後退。9月から始まるとみられる利下げペースが緩やかになるとの見方が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。レイバーデーの祝日を含む3連休を前に、持ち高調整や利益確定目的でドルを買う動きもみられた。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。この日の金は月末のドル買い需要も相まって売り優勢の展開となった。