国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,738円 (-152)
プラチナ 4,596円 (-151)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,523.00ドル (-4.60)
NYプラチナ 909.90ドル (-22.30)

9/3、ニューヨーク市場の金は続落。始値2,536.00ドル、高値2,539.50ドル、安値2,504.40ドル、終値2,523.00ドル、前日比-4.60(-0.18%)。連休明けは米供給管理協会より8月のISM製造業景気指数が発表。結果は47.2と前回の46.8から上昇したものの、市場予想の47.5を下回った。今回で景気拡大・縮小の境目である50を5カ月連続で割った。新規受注は7月の47.4から44.6に低下し、生産も7月の45.9から44.8に低下。雇用は7月の43.4から46.0に上昇した。今週は4日に7月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数、5日に8月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、6日に8月の雇用統計が発表予定。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの逃避需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。9月4日9時30分現在、ロンドン金は2,490ドル台で推移しています。