- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,595円 (-143)
- プラチナ 4,554円 (-42)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,526.00ドル (+3.00)
- NYプラチナ 908.30ドル (-1.60)
9/4、ニューヨーク市場の金は小反発。始値2,524.60ドル、高値2,531.50ドル、安値2,502.70ドル、終値2,526.00ドル、前日比+3.00(+0.12%)。米労働省より7月の雇用動態調査(JOLTS)が発表。非農業部門の求人件数は767万3000人と、2021年1月以来の低水準。市場予想の812万人を下回った。前回は791万人(速報値818万4000)に下方修正された。労働市場は減速していると受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5%の大幅利下げを実施するとの見方が強まった。米商務省センサス局より発表された7月の製造業新規受注は5.0%増と、市場予想の4.6%上回った。前回は3.3%減だった。航空機を除くコア国防資本財は0.1%減。前回から横ばいだった。非国防資本財の受注は42.0%増。前回は41.9%増だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの逃避需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。9月5日9時30分現在、ロンドン金は2,490ドル台で推移しています。