- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 12,619円 （＋98）
- プラチナ 4,706円 （＋91）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,532.70ドル （＋8.10）
- NYプラチナ 946.90ドル （＋28.20）
9/9、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,526.50ドル、高値2,536.50ドル、安値2,514.20ドル、終値2,532.70ドル、前日比＋8.10（＋0.32％）。ニューヨーク連銀より発表された8月の消費者調査によると、1年先のインフレ期待は3%と、前月の2.97%からわずかに上昇。5年先のインフレ期待は2.8%と前月から横ばいだった。債務返済が滞る可能性を示す延滞率は3カ月連続で上昇し、2020年4月以来の高水準となった。今週は11日に8月の米消費者物価指数（CPI）、12日に8月の米生産者物価指数（PPI）、13日に9月のミシガン大学消費者信頼感指数（速報値）などの主要経済指標が発表予定。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では米国の大幅利下げ観測が後退しドルが強含んだ。対ユーロも欧州中央銀行（ECB）の利下げ観測でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの逃避需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。9月10日9時30分現在、ロンドン金は2,500ドル台で推移しています。