国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,615円 (+42)
プラチナ 4,759円 (+101)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,542.40ドル (-0.70)
NYプラチナ 956.20ドル (+11.90)

9/11、ニューヨーク市場の金はほぼ横ばい。始値2,545.70ドル、高値2,558.00ドル、安値2,529.00ドル、終値2,542.40ドル、前日比-0.70(-0.03%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された8月の消費者物価指数(CPI)によると、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.3%上昇と、市場予想の0.2%上昇を上回った。前回は0.2%上昇だった。前年同月比では3.2%上昇と市場予想に一致。前回から横ばいとなった。総合指数は前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回から横ばいとなった。前年同月比では2.5%上昇と、市場予想の2.6%上昇を下回った。前回は2.9%上昇だった。コア指数は前月比で伸びが加速した一方、総合指数は前年比で鈍化し強弱まちまちだった。米景気は底堅いと受け止められ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の小幅な利下げにとどまるとの見方が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時3.68%台まで上昇した後、3.61%台まで低下と上下動の展開。終値ベースでは小幅に上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロがドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの逃避需要。ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。9月12日9時30分現在、ロンドン金は2,510ドル台で推移しています。