国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,821円 (+45)
プラチナ 4,849円 (+15)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,592.40ドル (-16.50)
NYプラチナ 982.80ドル (-5.40)

9/17、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,609.80ドル、高値2,613.70ドル、安値2,587.30ドル、終値2,592.40ドル、前日比-16.50(-0.63%)。米商務省センサス局より発表された8月の小売売上高は、前月比で0.1%増と市場予想の0.2%減を上回った。前回は1.1%増(速報値1.0%増)に上方修正された。前年同月比では0.1%増と市場予想の0.2%増を下回った。前回は0.4%増だった。8月の小売売上高は予想外の増加となり、米景気は底堅いと受け止められた。米連邦準備制度理事会(FRB)より発表された8月の鉱工業生産指数は、前月比で0.8%上昇と市場予想の0.2%上昇を上回った。前回は0.6%低下だった。設備稼働率は78.0%と市場予想の77.9%を上回った。前回は77.8%だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の縮拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通し背景としたリスクの逃避需要で底堅く推移した。9月18日9時30分現在、ロンドン金は2,570ドル台で推移しています。