国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,968円 (+102)
プラチナ 4,871円 (+34)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,614.60ドル (+16.00)
NYプラチナ 1,003.80ドル (+29.00)

9/19、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,585.10ドル、高値2,620.50ドル、安値2,575.30ドル、終値2,614.60ドル、前日比+16.00(+0.62%)フィラデルフィア連銀より発表された9月の景況指数は1.7だった。市場予想の3.0を下回ったものの、前回のマイナス7から大幅な改善となった。米労働省雇用統計局より発表された先週(09/08-09/14)の新規失業保険申請件数は、前週比1万2000件減の21万9000件と市場予想を下回った。前回は23万1000件(速報値23万件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比1万4000件減の182万9000件。前回は184万3000件(速報値185万件)に下方修正された。4カ月ぶりの低水準となり、労働市場は底堅いと受け止められた。同時に米経済がソフトランディング(軟着陸)するとの期待が高まった。全米不動産協会(NAR)より発表された8月の中古住宅販売件数は、前月比2.5%減の386万件と市場予想の391万件を下回った。前回は396万件(速報値395万件)に上方修正された。前年同月比の販売価格は上昇していて、10カ月ぶりの低水準となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が小幅に上昇。強弱入り混じる米経済指標で乱高下の展開だった。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ開始を背景に底堅く推移。1オンス=2,614.60ドルで取引を終え、終値ベースで4日ぶりに過去最高値を更新した。9月19日9時30分現在、ロンドン金は2,580ドル台で推移しています。