- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,244円 (+276)
- プラチナ 4,776円 (-95)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,652.50ドル (+6.30)
- NYプラチナ 973.10ドル (-18.90)
9/23、ニューヨーク市場の金は4日続伸。始値2,646.20ドル、高値2,659.80ドル、安値2,638.60ドル、終値2,652.50ドル、前日比+6.30(+0.24%)週明けは米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが金融政策に言及。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はCNBCで、年内2回の会合で0.50%の利下げを支持。アトランタ連銀のボスティック総裁はインフレ面では進展を遂げた一方、雇用面でのリスクは高まったと指摘。これらの発言を受けて市場では利下げ継続観測が強まった。一方、S&Pグローバルより発表された9月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値によると、総合PMIは54.4と市場予想を上回った。前回は54.2だった。製造業PMIは47.0と前月(47.9)から低下。3カ月連続の低下となり、2023年6月以来の低水準となった。サービス業PMIも55.4と前月(55.7)から低下した。大統領選を巡る不透明感が逆風となったものの、米国経済は堅調であると受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場での対ユーロはユーロ圏PMIの減速を受けてドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。1オンス=2,652.50ドルで取引を終え、終値ベースで3日連続の過去最高値を更新した。9月24日9時30分現在、ロンドン金は2,620ドル台で推移しています。