国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,381円 (+137)
プラチナ 4,917円 (+141)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,677.00ドル (+24.50)
NYプラチナ 998.50ドル (+25.40)

9/24、ニューヨーク市場の金は5日続伸。始値2,653.30ドル、高値2,689.40ドル、安値2,647.10ドル、終値2,677.00ドル、前日比+24.50(+0.92%)。ドイツIfo経済研究所より発表された9月の景況感指数は85.4と前月(86.8)から低下。市場予想を下回り、現況指数も84.4と前月(86.4)から低下した。4カ月連続の悪化で2月以来の低水準となり、景気後退に陥っているとの懸念が強まった。今後数ヶ月の見通しも悪化していて、同研究所のクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済への圧力が一層強まっている」と述べた。米民間調査会社コンファレンス・ボードより発表された9月の消費者信頼感指数は、98.7と前月から6.9ポイント低下。市場予想を下回り、約3年ぶりの大幅な落ち込みとなった。前月は105.6(速報値103.3)に上方修正された。コンファレンス・ボードのチーフエコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「労働市場は依然として健全であるにもかかわらず、消費者は先行きに不安を抱いている可能性が高い」と指摘した。同日に発表されたリッチモンド連銀製造業指数はマイナス21と市場予想を下回った。前回のマイナス19からさらに悪化した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対ユーロがドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。1オンス=2,677.00ドルで取引を終え、終値ベースで4日連続の過去最高値を更新した。9月25日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。