- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,362円 (-252)
- プラチナ 4,963円 (-99)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,668.10ドル (-26.80)
- NYプラチナ 1,022.00ドル (-0.20)
9/27、ニューヨーク市場の金は8日ぶり反落。始値2,695.10ドル、高値2,696.90ドル、安値2,665.30ドル、終値2,668.10ドル、前日比-26.80(-0.99%)。米商務省経済分析局より発表された8月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.1%上昇と市場予想に一致。前月は0.2%上昇だった。前年同月比では2.2%上昇と市場予想の2.3%上昇を下回った。前月は2.5%上昇だった。食品とエネルギーを除くコアPCE価格指数は、前月比で0.1%上昇と市場予想の0.3%上昇を下回った。前月は0.2%上昇だった。前年同月比では2.7%上昇と市場予想に一致。前月は2.6%上昇だった。8月のPCE価格指数は伸びが鈍化し、景気は減速していると受け止められた。同局より発表された8月の個人所得は、前月比で0.2%増と市場予想の0.5%増を下回った。前回は0.3%上昇だった。個人所得は前月比で0.2%増と市場予想の0.3%増を下回った。前回は0.5%増だった。米商務省センサス局より発表された8月の卸売在庫(速報値)は、前月比で0.2%増と市場予想に一致。前回は0.3%増(速報値0.2%増)に上方修正された。9月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は70.1と市場予想は69.0上回った。速報値は69.0。前月は67.9 だった。1年先のインフレ期待は2.7%と市場予想に一致。速報値は2.7%。前月は2.8%だった。5-10年先のインフレ期待は3.1%と市場予想の3.0%を上回った。速報値は3.1%。前月は3.0%だった。利下げ開始により景気に対する楽観的な見方が広がり、消費者マインドは5カ月ぶりの高水準となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ後、ミシガン大学消費者信頼感指数を受けてドル売り一服となった。対ユーロではドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。この日は利食い売りに押され急落となった。