- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,334円 (-28)
- プラチナ 4,890円 (-73)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,659.40ドル (-8.70)
- NYプラチナ 991.10ドル (-30.90)
9/30、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,680.50ドル、高値2,687.70ドル、安値2,646.20ドル、終値2,659.40ドル、前日比-8.70(-0.33%)。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は30日、全米工業エコノミスト協会(NABE)の年次会合での講演で金融政策に言及。パウエル議長は「ディスインフレの基礎は整っている」とし、「経済がおおむね予想通りに進展すれば、次第により中立的なスタンスへ移行するだろう」との認識を示した。さらに「米連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げを急いでいるわけではない」と述べ、「われわれはあらかじめ定められた道筋をたどっているのではない」と指摘した。パウエル議長の発言を受けて市場では、大幅利下げが継続するとの見方が後退した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米大幅利下げ継続観測の後退を背景に続落となった。10月1日9時30分現在、ロンドン金は2,630ドル台で推移しています。