- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,708円 (+275)
- プラチナ 5,104円 (+176)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,669.70ドル (-20.60)
- NYプラチナ 1,016.80ドル (+15.80)
10/2、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,684.60ドル、高値2,684.80ドル、安値2,662.10ドル、終値2,669.70ドル、前日比-20.60(-0.77%)。米民間調査会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)より発表された9月の雇用者数は、前月比で14万3000人と市場予想の12万1000人を上回った。前回は10万3000人(速報値9万9000人)に上方修正された。5カ月連続で伸びが鈍化していた雇用者数は9月で予想外の増加となった。ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は「9月は賃金の増加を必要としなかった」とし、「転職した労働者の賃金が伸びる傾向にある」と指摘した。一方、イランはイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表。イスラエルは180発を超える弾道ミサイルを迎撃したと伝わったが、被害の詳細は明らかになっていない。ネタニヤフ首相は「イランは大きな間違いを犯した。代償を支払うことになるだろう」と述べ、報復する意向を示した。米ニュースサイト「アクシオス」は2日、イスラエル当局者の話として、同国が数日以内に大規模な報復を行う可能性があると伝えた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は底堅い米雇用統計に伴うドル高で軟調推移となった。10月3日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。