- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,704円 (-4)
- プラチナ 5,051円 (-53)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,679.20ドル (+9.50)
- NYプラチナ 1,005.60ドル (-11.20)
10/3、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,679.90ドル、高値2,683.40ドル、安値2,657.80ドル、終値2,679.20ドル、前日比+9.50(+0.36%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(09/22-09/28)の新規失業保険申請件数は、前週比6000人増の22万5000件と、市場予想の22万件を上回った。前回は21万9000件(速報値21万8000件)に上方修正。失業保険継続受給者数は前週比1000件減の182万6000件。前回は182万7000件(速報値183万4000件)に下方修正された。先週の新規失業保険申請件数は小幅な増加にとどまり、失業保険継続受給者数は6月以来の低水準となった。米供給管理協会(ISM)より発表された9月の非製造業景気指数は54.9となり、市場予想の51.5を上回った。前回は51.5だった。2023年2月以来の高水準と予想外の上昇となった。ISM調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は「大統領選を巡る懸念は前月より強まっている」と指摘した。米商務省センサス局より発表された8月の製造業新規受注は、0.2%減と予想外に減少し、市場予想の0.3%増を下回った。前回は4.9%増(速報値5.0%増)に下方修正された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は弱材料が台頭したものの、押し目を拾われ反発となった。10月4日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。