国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,763円 (+99)
プラチナ 5,029円 (+93)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,639.30ドル (+13.30)
NYプラチナ 976.20ドル (+18.90)

10/10、ニューヨーク市場の金は5日ぶり反発。始値2,625.80ドル、高値2,648.90ドル、安値2,618.80ドル、終値2,639.30ドル、前日比+13.30(+0.51%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された9月の消費者物価指数(CPI)によると、総合指数は前月比で0.2%上昇と、市場予想の0.1%上昇を上回った。前回は0.2%上昇だった。前年同月比では2.4%上昇と、市場予想の2.3%上昇を上回った。前回は2.5%上昇だった。食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比で0.3%上昇と、市場予想の0.2%上昇を上回った。前回は0.3%上昇だった。前年同月比では3.3%上昇と、市場予想の3.2%上昇を上回った。前回は3.2%上昇だった。物価上昇圧力は低下傾向にあったものの、9月はインフレ鈍化が一時停止となった。米労働省雇用統計局より発表された先週(09/29-10/05)の新規失業保険申請件数は、前週比3万3000件増の25万8000件と、市場予想の22万9000件を上回った。前回は22万5000件だった。失業保険継続受給者数は4万2000件増の186万1000件。前回は181万9000件(182万6000件)に下方修正された。ハリケーンの影響で当面は正確性に欠けるものの、新規失業保険申請件数は2023年8月以来の高水準となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。10月11日9時30分現在、ロンドン金は2,600ドル台で推移しています。