国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,763円 (休場)
プラチナ 5,029円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,676.30ドル (+37.00)
NYプラチナ 994.40ドル (+18.20)

10/11、ニューヨーク市場の金は大幅高で2日続伸。始値2,647.40ドル、高値2,679.00ドル、安値2,645.30ドル、終値2,676.30ドル、前日比+37.00(+1.40%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された9月の生産者物価指数(PPI)によると、総合指数は前月比で横ばいと、市場予想の0.1%上昇を下回った。前回は0.2%上昇だった。前年同月比では1.8%上昇と、市場予想の1.7%上昇を上回った。前回は1.7%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.3%上昇だった。前年同月比では2.8%上昇と、市場予想の2.7%上昇を上回った。前回は2.4%上昇だった。9月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は、68.9と市場予想の70.0を下回った。前回は70.1だった。1年先のインフレ期待は2.9%と、市場予想の2.7%を上回った。前回は2.7%だった。5-10年先のインフレ期待は3.0%と市場予想に一致。前回は3.1%だった。一方、イスラエルはイランによるミサイル攻撃への対抗措置について閣議で協議し、地元メディアは決定に至らなかったと伝えた。各国は影響の大きい核施設や石油施設を標的に含めないよう求めており、攻撃対象を慎重に検討しているとの見方も出ている。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.1%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されたものの、対ユーロでは横ばいとなった。金は中東情勢を巡る安全資産としての需要に支えられ大幅高となった。