- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,967円 (+173)
- プラチナ 5,586円 (+81)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,781.10ドル (+25.20)
- NYプラチナ 1,059.30ドル (+12.50)
10/29、ニューヨーク市場の金は大幅高で4日続伸。始値2,754.30ドル、高値2,787.70ドル、安値2,752.00ドル、終値2,781.10ドル、前日比+25.20(+0.91%)。米労働省労働統計局より発表された9月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数によると、非農業部門雇用者数は744万3000人となり、市場予想の800万人を下回った。前回は786万1000人(速報値804万人)に下方修正された。米民間調査会社コンファレンス・ボードより発表された10月の消費者信頼感指数は、108.7と市場予想の99.5を上回った。前回は99.2(速報値98.7)に上方修正された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.25%台まで低下し、利息や配当を産まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されたものの、米長期金利の先高観からドルは底堅い値動きとなった。対ユーロではややドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。終値ベースでは10月23日ぶりに過去最高値を更新した。10月30日9時30分現在、ロンドン金は2,770ドル台で推移しています。