- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,025円 (+58)
- プラチナ 5,357円 (-229)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,800.80ドル (+19.70)
- NYプラチナ 1,021.70ドル (-37.60)
10/30、ニューヨーク市場の金は5日続伸。始値2,786.90ドル、高値2,801.80ドル、安値2,782.40ドル、終値2,800.80ドル、前日比+19.70(+0.71%)。米民間給与代行大手オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)より発表された10月の雇用者数は、前月比で23万3000人と予想の11万人を上回った。前回は15万9000人(速報値14万3000人)に上方修正された。米商務省経済分析局より発表された第3四半期(7-9月期)の実質GDP(速報値)は、前期比で2.8%増と予想の3.0%増を下回った。前回は3.0%増だった。個人消費は前期比で3.7%増と予想の3.2%増を上回った。前回は2.8%増だった。個人消費支出(PCE)価格指数は前期比で1.5%上昇。前四半期は2.5%上昇だった。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前期比で2.2%上昇。前四半期は2.8%上昇だった。全米不動産協会(NAR)より発表された9月の中古住宅販売成約指数は、前月比で7.4%上昇。前回は0.6%上昇だった。前年同月比では2.2%上昇。前回は4.3%低下だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.30%台まで上昇し、利息や配当を産まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロは欧州経済の懸念が和らいだことでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米大統領選を巡る不透明感から安全資産としての需要に支えられた。終値ベースでは初の2,800ドルの大台に乗り、2日連続で過去最高値を更新した。10月31日9時30分現在、ロンドン金は2,780ドル台で推移しています。