国内公表(買取価格1gあたり)
金 14,696円 (-329)
プラチナ 5,249円 (-108)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,749.30ドル (-51.50)
NYプラチナ 999.60ドル (-22.10)

10/31、ニューヨーク市場の金は大幅安で6日ぶり反落。始値2,799.10ドル、高値2,801.20ドル、安値2,741.80ドル、終値2,749.30ドル、前日比-51.50(-1.84%)。米商務省経済分析局より発表された9月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.1%上昇だった。前年同月比では2.1%上昇と市場予想に一致。前回は2.3%上昇(速報値2.2%上昇)に上方修正された。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は、前月比で0.3%上昇と市場予想に一致。前回は0.2%上昇(速報値0.1%上昇)に上方修正された。前年同月比では2.7%上昇と予想の2.6%上昇を上回った。前回は2.7%上昇だった。米労働省雇用統計局より発表された先週(10/20-10/26)の新規失業保険申請件数は、前週比1万2000件減の21万6000件と、市場予想の23万件を下回った。前回は22万8000件(速報値22万7000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比2万6000件減の186万2000件。前回は188万8000件(速報値189万7000件)に下方修正された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が高止まりし、利息や配当を産まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロがドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は初となる2,800ドル台の過去最高値を受けて利益確定の売りが広がった。底堅い米経済指標を受けて利下げペースが緩やかになるとの見方が強まったことも売りを後押しした。11月1日9時30分現在、ロンドン金は2,740ドル台で推移しています。