- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,599円 (+114)
- プラチナ 5,318円 (+2)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,705.80ドル (+29.50)
- NYプラチナ 999.10ドル (+6.30)
11/7、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,667.70ドル、高値2,718.30ドル、安値2,650.30ドル、終値2,705.80ドル、前日比+29.50(+1.10%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(10/27-11/02)の新規失業保険申請件数は、前週比3000件増の22万1000件と、市場予想の22万件を上回った。前回は21万8000件(速報値21万6000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比3万9000件増の189万2000件と、市場予想の187万4000件を上回った。前回は185万3000件(速報値186万2000件)に下方修正された。米労働省労働統計局(BLS)より発表された第3四半期(7-9月期)の非農業部門労働生産指数(速報値)によると、非農業部門労働生産性は前期比2.2%と予想の2.3%を下回った。前回は2.1%(速報値2.5%)に下方修正された。単位労働費用は1.9%と予想の0.8%を上回った。前回は2.4%(速報値0.4%)に上方修正された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は7日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.5-4.75%となった。パウエル議長は記者会見で「政策金利を中立的な水準に移行している。今回の調整は経済と労働市場の強さを維持する一助となり、インフレ面ではさらなる進展を可能にする」と述べた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.32%台まで低下し、利息や配当を産まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。11月8日9時30分現在、ロンドン金は2,700ドル台で推移しています。