- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,133円 (+49)
- プラチナ 5,106円 (+50)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,572.90ドル (-13.60)
- NYプラチナ 944.00ドル (+0.50)
11/14、ニューヨーク市場の金は5日続落。始値2,578.10ドル、高値2,585.80ドル、安値2,541.50ドル、終値2,572.90ドル、前日比-13.60(-0.53%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された10月の生産者物価指数(PPI)は前月比で0.2%と市場予想に一致。前月は0.1%(速報値0.0%)に上方修正された。前年同月比では2.4%と市場予想の2.3%を上回った。前月は1.9%(速報値1.8%)に上方修正された。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数はm前月比で0.3%と市場予想に一致。前月は0.2%だった。前年同月比では3.1%と市場予想の3.0%を上回った。前月は2.9%(速報値2.8%)に上方修正された。米労働省雇用統計局より発表された先週(11/03-11/09)の新規失業保険申請件数は、前週比4000件減の21万7000件と、市場予想の22万件を下回った。前週は22万1000件だった。失業保険継続受給者数は1万1000件減の187万3000件。前週は188万4000件(速報値189万2000件)に下方修正された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、ダラスの講演で金融政策に言及した。「利下げを急ぐ必要があるというシグナルは発していない」とし、「経済は力強く、慎重な判断を行うことが可能だ」と述べ、利下げに内向きな姿勢を示した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が高止まりし、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では米国の底堅い労働需要や利下げ観測後退でドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。11月15日9時30分現在、ロンドン金は2,560ドル台で推移しています。