- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,923円 (-6)
- プラチナ 4,961円 (+9)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,667.90ドル (+9.40)
- NYプラチナ 960.20ドル (+9.80)
12/3、ニューヨーク市場の金は小幅高で反発。始値2,662.00ドル、高値2,678.40ドル、安値2,656.60ドル、終値2,667.90ドル、前日比+9.40(+0.35)。米労働省労働統計局より発表された10月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数は774万4000件となり、市場予想の中央値750万件を上回った。前月は737万2000件(速報値744万3000件)下方修正された。レイオフ(解雇件数)は6月以来の低水準となり、1年半ぶりの大幅な減少となった。労働市場の安定化が示唆されたものの、前月分が下方修正されたこともあり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測は崩れず拡大した。一方、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は3日夜、野党が国政をまひさせているとして「非常戒厳」を宣布。これを受けて国会は非常戒厳を解除する決議案を可決し、ユン大統領は4日朝の会見で非常戒厳を解除すると発表した。韓国の政情不安を受けて、リスク回避目的の円買いが一時加速した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.2%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロがドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。12月4日9時30分現在、ロンドン金は2,640ドル台で推移しています。