- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,017円 (+94)
- プラチナ 4,928円 (-33)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,676.20ドル (+8.30)
- NYプラチナ 953.30ドル (-6.90)
12/4、ニューヨーク市場の金は小幅高で2日続伸。始値2,665.80ドル、高値2,682.00ドル、安値2,654.20ドル、終値2,676.20ドル、前日比+8.30(+0.31)。米民間給与計算代行会社オートマチック・データ・プロセッシングより発表された11月の雇用者数は、前月比で14万6000人と、市場予想の中央値15万5000人を下回った。前月は18万4000人(速報値23万3000人)に下方修正された。前月から伸びが鈍化したものの、労働市場は底堅いと受け止められた。米供給管理協会(ISM)より発表された11月のサービス業景気指数は、52.1と市場予想の中央値55.6を下回った。前月の56.0から3.9ポイント低下し、3カ月ぶりの低水準となった。米商務省センサス局より発表された10月の製造業新規受注は、前月比で0.2%増と、市場予想の0.3%増を下回った。前月は0.2%減(速報値0.5%減)に修正された。この日発表された米経済指標は全体的に下振れし、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げをするとの見方が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.18%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場での対ユーロはややドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。12月5日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。