- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,549円 (+155)
- プラチナ 4,998円 (+29)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,756.70ドル (+38.30)
- NYプラチナ 950.80ドル (+1.70)
12/11、ニューヨーク市場の金は4日続伸。始値2,721.20ドル、高値2,759.70ドル、安値2,719.10ドル、終値2,756.70ドル、前日比+38.30(+1.41%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された11月の消費者物価指数(CPI)は、前月比で0.3%上昇と市場予想に一致。前月は0.2%上昇だった。前年同月比では2.7%上昇と市場予想に一致。前月は2.6%だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは、前月比で0.3%上昇と市場予想に一致。前月は0.3%上昇だった。前年同月比では3.3%上昇と市場予想に一致。前月は3.3%上昇だった。総合CPIは伸びが加速したものの、インフレ指標として重視されるコアCPIは横ばいだった。この結果を受けて、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週利下げをするとの見方は崩れなかった。一方、カナダ銀行(中央銀行)は11日、主要政策金利を0.5%引き下げ3.25%とした。大幅利下げは予想通りで、0.5%の引き下げは2会合連続。ティフ・マックレム総裁は記者会見で、今後の利下げペースは緩やかになるとの認識を示した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.27%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、この日は売り材料との逆相関関係が弱まり、安全資産としての需要で上値を伸ばした。12月12日9時30分現在、ロンドン金は2,720ドル台で推移しています。