国内公表(買取価格1gあたり)
金 14,300円 (-72)
プラチナ 5,022円 (-16)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,662.00ドル (-8.00)
NYプラチナ 943.50ドル (+1.70)

12/17、ニューヨーク市場の金は4日続落。始値2,670.20ドル、高値2,675.80ドル、安値2,646.10ドル、終値2,662.00ドル、前日比-8.00(-0.30%)。米商務省センサス局より発表された11月の小売売上高は、前月比で0.7%増と、市場予想の0.5%増を上回った。前月は0.5%増(速報値0.4%増)に上方修正。自動車を除いたベースでは、前月比で0.2%増と、市場予想の0.4%増を下回った。前月は0.2%増(速報値0.1%増)に上方修正された。特に自動車やオンラインショッピングが増加。ブラックフライデーやサイバーマンデーの販売促進策にも支えられ、堅調な伸びを示した。一方、独Ifo経済研究所より発表された12月の景況感指数は、84.7と市場予想の85.6を下回った。前月は85.6(速報値85.7)に下方修正された。独ZEWより発表された12月の景況感指数は、15.7と市場予想の6.7を上回った。前月は7.4だった。経済の長期停滞への懸念や、次期政権への期待が交錯し、景況感指数は対照的な内容となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が高水準に留まり、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロがドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。12月18日9時30分現在、ロンドン金は2,640ドル台で推移しています。