- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,101円 (-199)
- プラチナ 4,978円 (-44)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,653.30ドル (-8.70)
- NYプラチナ 934.60ドル (-8.90)
12/18、ニューヨーク市場の金は5日続落。始値2,663.30ドル、高値2,667.60ドル、安値2,598.10ドル、終値2,653.30ドル、前日比-8.70(-0.33%)。米商務省センサス局より発表された11月の住宅着工件数は、前月比1.8%減の128万9000件と、市場予想の135万件を下回った。前月は131万2000件(速報値131万1000件)に上方修正された。住宅建築許可件数は、前月比6.1%増の150万5000件と、市場予想の142万8000件を上回った。前月は141万9000件(速報値141万6000件)に上方修正された。住宅着工件数は予想に反して減少し、7月以来の低水準となった。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、主要政策金利を0.25%引き下げた。利下げは3会合連続となり、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを4.25-4.50%とした。FOMC参加者らによる25年末までの政策金利中央値は3.75-4.00%となり、利下げ回数は従来の4回から2回に大きく減った。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で利下げに慎重な姿勢を示し、市場では利下げペースが鈍化するとの見方が広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.5%台まで上昇。約7カ月ぶりの高水準となり、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大意識されドルが強含んだ。対ユーロもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。12月19日9時30分現在、ロンドン金は2,590ドル台で推移しています。