- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 14,427円 (+36)
- プラチナ 5,076円 (+22)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,645.10ドル (+37.00)
- NYプラチナ 941.30ドル (+7.40)
12/19、ニューヨーク市場の金は大幅高で7日ぶり反発。始値2,609.70ドル、高値2,653.80ドル、安値2,603.70ドル、終値2,645.10ドル、前日比+37.00(+1.42%)。米商務省経済分析局より発表された11月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.1%上昇と、市場予想の0.2%上昇を下回った。前月は0.2%上昇だった。前年同月比では2.8%上昇と、市場予想の2.9%上昇を下回った。前月は2.8%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は、前月比で0.1%上昇と、市場予想の0.2%上昇を下回った。前月は0.3%上昇だった。前年同月比では2.4%上昇と、市場予想の2.5%上昇を下回った。前月は2.3%上昇だった。11月の個人所得は前月比で0.3%増と、市場予想の0.5%増を下回った。前月は0.7%増(速報値0.6%増)に上方修正。11月の個人支出は0.4%増と、市場予想の0.6%増を下回った。前月は0.3%増(速報値0.4%増)に下方修正された。12月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は74.00(速報値74.00)。市場予想の中央値は74.1。前月の71.8から2.2ポイントの上昇となった。1年先のインフレ期待は2.8%(速報値2.9%)と、前月の2.6%から上昇。5-10年先のインフレ期待は3.0%(速報値3.1%)と、前月の3.3%から低下した。ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「経済政策への不確実性が高まるなか、関税引き上げを想定し、値上がる前に耐久財を今購入すべきと考える消費者が急増した」と述べた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.5%台を下回り、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差が縮小したことや、年末休暇を前に持高を整理する動きでドルが弱含んだ。対ユーロもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、最近続いていたドル高が一服したことも金相場を押し上げた。