国内公表(買取価格1gあたり)
金 14,610円 (+138)
プラチナ 5,164円 (+22)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,653.90ドル (+18.40)
NYプラチナ 965.10ドル (+0.30)

12/26、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,638.00ドル、高値2,655.70ドル、安値2,634.10ドル、終値2,653.90ドル、前日比+18.40(+0.70%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(12/15-12/21)の新規失業保険申請件数は、前週比1000件減の21万9000件と、市場予想の22万4000件を下回った。前週は22万件で改定はなかった。失業保険継続受給者数は前週比4万6000件増の191万件と、市場予想の188万2000件を上回った。前週は186万4000件(速報値187万4000件)に下方修正された。新規失業保険申請件数は1カ月ぶりの低水準となった反面、失業保険継続受給者数は約3年ぶりの高水準。労働市場は冷え込みつつあるものの、依然として堅調な状態にあると受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が高止まりし、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では米長期金利の先高観からドルが強含んだものの、対ユーロではドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、米長期金利の上昇が一服したとの見方も金相場を押し上げた。12月27日9時30分現在、ロンドン金は2,630ドル台で推移しています。