国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,696円 (-43)
プラチナ 5,273円 (-38)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,945.40ドル (+16.70)
NYプラチナ ドル 1,043.20ドル (-5.30)

2/13、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,928.80ドル、高値2,958.80ドル、安値2,925.80ドル、終値2,945.40ドル、前日比+16.70(+0.57%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された1月の生産者物価指数(PPI)によると、総合PPIは前月比で0.4%上昇。市場予想は0.2%上昇。前月は0.5%上昇(前回発表値0.2%上昇)に上方修正。前年同月比では3.5%上昇。市場予想は3.2%上昇。前月は3.5%上昇(前回発表値3.3%上昇)に上方修正された。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比で0.3%上昇。市場予想は0.3%上昇。前月は0.4%上昇(前回発表値0.0%)に上方修正。前年同月比では3.6%上昇。市場予想は3.3%上昇。前月は3.7%上昇(前回発表値3.5%上昇)に上方修正された。米労働省雇用統計局より発表された先週(02/02-02/08)の新規失業保険申請件数は、前週比7万件減の21万3000件。市場予想は21万5000件。前週は22万件(前回発表値21万9000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比3万6000件減の185万件。市場予想は188万7000件。前週は188万6000件だった。一方、トランプ米大統領は13日、外国が高い関税を課している場合、その国からの輸入品に対する関税を同水準に引き上げる「相互関税」の導入を指示する文書に署名し、導入に向けて国ごとに調査することが明らかになった。相互関税の発動には少なくとも数週間ほどかかる見通し。即時発動には至らなかったことで、市場では米国のインフレが加速するとの懸念が和らいだ。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.53%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小も意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。この日の金相場は終値ベースで3日ぶりに過去最高値を更新した。2月14日9時30分現在、ロンドン金は2,920ドル台で推移しています。