- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,465円 (休場)
- プラチナ 5,077円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,953.20ドル (-2.90)
- NYプラチナ ドル 987.70ドル (-9.50)
2/21、ニューヨーク市場の金は小反落。始値2,955.70ドル、高値2,964.70ドル、安値2,930.10ドル、終値2,953.20ドル、前日比-2.90(-0.10%)。米S&Pグローバルより発表された2月の購買担当者景気指数(PMI)速報値によると、総合指数は50.4。市場予想は53.0。前月は52.7だった。製造業PMIは51.6。市場予想は51.4。前月は51.2だった。サービス業PMIは49.7。市場予想は53.0。前月は52.9だった。サービス業の低下が響き、総合指数は2023年9月以来の低水準。サービス業は景気拡大・縮小の境目である50を、23年1月以来、約2年ぶりに割り込んだ。全米不動産協会(NAR)より発表された1月の中古住宅販売件数は、前月比2.9%減の408万件。市場予想は416万件。前月は429万件(前回発表値424万件)に上方修正された。住宅ローン金利と住宅価格の高騰が重しとなり、昨年9月以来、4カ月ぶりの減少となった。ミシガン大学より発表された2月の消費者信頼感指数(確報値)は64.7と、前月の71.7から7ポイント低下し、2023年11月以来の低水準。市場予想は67.8だった。1年先のインフレ期待は4.3%と、前月の3.3%から1ポイント上昇。市場予想は4.3%だった。5-10年先のインフレ期待は3.5%と、前月の3.2%から0.3ポイント上昇し、1995年以来の高水準。市場予想は3.3%だった。関税政策への懸念を背景にインフレ期待は上昇した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.43%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では米景気の減速や、金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。ただ、対ユーロでは欧州景気の懸念を背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。