国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,320円 (+153)
プラチナ 4,981円 (+45)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,920.60ドル (+19.50)
NYプラチナ ドル 971.90ドル (0)

3/4、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,904.20ドル、高値2,939.80ドル、安値2,892.50ドル、終値2,920.60ドル、前日比+19.50(+0.67%)。欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長は4日、ウクライナ支援と加盟国の防衛強化を目的とした「ヨーロッパ再軍備計画」を発表した。加盟国が1500億ユーロ(約23兆4000億円)の融資を利用できるほか、財政規則を緩和し一定の赤字を容認することで、防衛費の追加支出につながるとしている。最大で8000億ユーロ(約125兆円)の資金確保を目指すとしていて、欧州の景気を押し上げるとの見方も浮上した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.24%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで2日続伸。米景気の先行き不透明感や欧州の防衛強化計画を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。3月5日9時30分現在、ロンドン金は2,910ドル台で推移しています。