- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,088円 (+11)
- プラチナ 4,924円 (-34)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,914.10ドル (-12.50)
- NYプラチナ ドル 966.50ドル (-13.20)
3/7、ニューヨーク市場の金は5日ぶり反落。始値2,919.20ドル、高値2,938.80ドル、安値2,905.30ドル、終値2,914.10ドル、前日比-12.50(+0.43%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は15万1000人増加。市場予想は16万人増。前月は12万5000人増(前回発表値14万人3000人増)に下方修正された。失業率は4.1%。市場予想は4.0%。前月は4.0%だった。平均時給は前月比で0.3%増加。市場予想も0.3%増。前月は0.4%増(前回発表値0.5%増)に下方修正された。前年同月比では4.0%増加。市場予想は4.0%増。前月は3.9%増(前回発表値4.1%増)に下方修正された。2月は雇用者数が予想を下回り、失業率が上昇。労働市場の減速が示唆された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7日、シカゴ大学がニューヨークで主催したイベントで講演。トランプ大統領の経済政策を見極め、利下げは急ぐ必要がないとの認識を示した。また、経済は引き続き底堅いものの、不確実性が高まっていると指摘した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.30%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで反発。ロシアが条件付きで停戦に合意する用意があるとの報道を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、FRBパウエル議長の利下げに内向きな発言を受けてユーロは伸び悩んだもよう。